2019年度 大学進学者から後輩の皆さんへ

【1】 埼玉大学 経済学部 [一般入試・現役]

1 入学試験に向けて準備したこと

 受験勉強を始める前に、まず受検する大学の入試科目、形式をよく考えて、これからどのような勉強方法をすればいいのかを決めるのが最初にやっておいた方が良いことです。同じ学校の中でも、学部によって問題が変わったりするので、良く調べてみてください。国立と私立では対策の仕方が全く異なるし、国立でも使える科目、センターでの配点、二次との得点比も学校ごとに大きく異なります。まず、勉強を始める前にそれ以外の準備を完璧にしておきましょう。

 

2 実際の入学試験について

 今回は国立試験のことについて書きます。まず、センター試験は、初日は文系科目で、私は社会2科目選択だったので、この2教科の間で緊張はほぐれて、その後はいつも通りに受験することができました。センター試験は昼休みがとても長いので、時間の使い方に迷うのですが、私はリラックスするために使いました。勉強は今までにしてきたことを信じて休み時間には勉強はしないで、自分の1倍の力を出せるようにするのが大事だと思います。

 

3 その他後輩へのアドバイス・メッセージ

 私は理系から文系に変更したのですが、そこで大変だったのは国語でした。国立を受験する人たちは全員センター試験の国語の出来が安定せず、苦戦していました。国語はどうすれば勉強すればいいのかわからない、勉強しなくても割と取れると思う人がほとんどですが、国語を放置していると後々苦労することになります。私はYoutuberの勉強法を調べて、それを真似しながら試行錯誤してきました。自分に合った勉強法を見つけるのも受験だと思います。

 

4 お薦めの参考書・問題集・勉強法

お薦めの参考書・問題集

[チャート式問題集(数学)、基礎問題精構(英語)、ネクステージ(英語)]

 

勉強法

現代文  :記述式のように解く

古文    :単語と助動詞を確実に覚える

漢文    :[漢文早覚え]という参考書を使って覚えるのがお薦め

数学    :まずは基礎を徹底的に固めてから応用へ

英語   :単語は例文で覚える、毎日触れることが大切

生物    :教科書と映像授業をYoutubeで見て勉強した

 

【2】 埼玉大学 教育学部 中学校コース美術専修 [一般入試・現役]

1 入学試験に向けて準備したこと

 明確に大学を決めたのは高2の冬頃だった。国公立を希望すると考えたら遅い。当時の成績から見たら絶望的だったので、母に予備校に通わせてもらった。それは高3の5月。科目数が多いため、特に苦手な数学と英語に的をしぼり、他は直前にカバーすることに。二次が実技のため、センター一本に勉強を集中させた。夏休みに基礎を固め、その後は過去問に専念するという段取りだったが、なかなか思うように行かず苦戦。過去問や模試の解き直しはとても重要だった。もっと計画的に進められたらよかった。

 

2 実際の入学試験について

 今年のセンターは易化したらしい。センターが最も緊張した。途中でトイレに行きたくなって席を立ったりしたので、緊張をふまえてトイレは一つ科目が終わる度に行くべき。二日に分かれている分、模試よりは体力の消耗はしないが、人による。問題は始めに最後のページまで目を通すべき。私はそれで痛い目を見た。二次試験は木炭デッサン。薪のような木をたくさん集めてくくって壁沿いに置かれた物を複数人でとりかこんで3時間で描いた。他人の絵も見える。持ち物はいくつか指定があるが、融通は割と利く。

 

3 その他後輩へのアドバイス・メッセージ

芸は身を助くという言葉があるけれど、この身をもって痛感した。しかし、正直私が合格したのは奇跡です。多くの人の支えがあったから成し得たことで、不合格でも全然おかしくない、と言うより、そっちの方が当然というレベルだった。最後までE判定だった。あえて私が何か自分の力で成功した事ことと言えば、どんな絶望的観測が出ても、センターを受け願書を出して二次試験を受けたことだろうか。この図太さがあってよかった。

面白いくらい長くなったけど、つまり「私なんかが受けても無理だよ…」という謙虚な人が多いということです。私にもできたんだから皆できるんです。自分の強みを活かしましょう。不安になったときは、数ⅡB9点でE判定だけど奇跡で受かった私を思い出してください。しかし私はやりたいことが一応あるから勝手に頑張って受かっただけですが(それを支えてくれた人々に感謝)、早く働いて自立して親に楽をさせて、社会に貢献する人って凄いなぁって思います。

 

4 合格までの道のり

2年 春~冬 受験校決定

3年   5月 予備校に通い始め、勉強が本格的に → 夏休み ダラける(模試点数も過去最低)

     1月 センター試験 → 願書提出(ネット出願。2/6締切)

→ 受験票は1週間前程にメールで届くのを印刷

2月 絵の練習に専念(2週間程教室に通った)

2月26日 当日 → 大学の受験票にセンター試験の受験票も必要。遅刻者はチェックされる。

3月6日 合格発表(2時にメール配信)

 

【3】 埼玉県立大学 保健医療福祉学部 社会福祉子ども学科[公募推薦・現役]

1 入学試験に向けて準備したこと

 私はまず多くの大学のオープンキャンパスへ参加しました。他大学にはない魅力をより多く知るためにも、第一志望校へは複数回参加することをお薦めします。埼玉県立大学の試験内容は英語の長文を読んで自分の考えを述べる小論文と、面接、書類審査があり、県立大学への受験を決めてからは英語の勉強に特に力を入れました。また、3年生の9月後半からは県立大学区の過去問に取り組み始め、全部で6年分やりました。その中で出題されている、小論文問題の書き直しを何度も何度も繰り返し、自分が納得できるまで、また、添削者に納得してもらえるまで書き直しました。県立大学の入試では医療に関する小論文が出題されること多いので、医療に関する本や新聞を読み、要約する練習をしていました。面接練習は9月から始め、13回程度行いました。

 

2 実際の入学試験について

 当日は試験会場に早めに向かいましたが、バスがとても混んでいたので乗る予定だったバスに2、3本後に乗ることになってしまいました。試験科目は上記の通り、小論文、面接、書類審査です。本番は緊張して英文が中々頭に入ってこなかったので小論文の出来は心配でしたが、挽回することができたと思います。面接では難しい質問ばかり聞かれ、用意したものはほぼ聞かれませんでした。ですが、たくさん練習してきたので落ち着いて笑顔で答えることができました。

 

3 その他後輩へのアドバイス・メッセージ

 私は受験への意識が低かったことをとても後悔しています。もっと早くから始めればよかったと受験の準備の時に何度も思いました。1年生も2年生も、まず勉強をする習慣を身に着けることが大事だと思います。少しずつでいいので早めに受験勉強へ取り組むことをお薦めします。そして、本番はどんなことがあっても最後まであきらめないことが大切です。皆さんのことを応援しています。最後まで頑張ってください。

 

 4 合格までの道のり

3年 6月    受験校決定、オープンキャンパスに参加

   8月    本格的に受験勉強を開始[一般入試に向けて]、オープンキャンパスに参加

9・10月    センター試験出願、面接指導、小論文指導[推薦入試への勉強に絞る]

  11月    出願、受験(受験料17000)

  12月         合格、入学手続き

   1月    センター試験受験(受験料18800円)

  

【4】 明治学院大学 法学部 消費情報環境法学科 [AO入試・現役]

1 入学試験に向けて準備したこと

 3年生の7月後半部活を引退してからオープンキャンパスにたくさん参加し、色々な大学を見学しました。それと同時に受験勉強も始め、初めは一般受験の勉強をずっとしていました。特に英語に重点を置いていました。その後、9月にAO入試を受験することを決めた後は志望理由書や面接練習、英語の勉強を中心にやりました。結局準備する時間が足りず、小論文の勉強はほとんどすることができず、それが心残りです。初めは受験勉強は何から始めれば良いかわからない人も多いと思いますが、英語が入試において重要になることが多く、単語量が物を言うと思いますので、自分に合った単語帳を購入して少しずつでも覚え始めれば、必ず役に立つと思います。

 

2 実際の入学試験について

 一次試験の書類選考では、1000字以内の志望理由書があり、それがとても大切です。先生にお願いして、何度も添削指導をしていただき、自分が納得できる文を書くことがとにかく大切だと思います。

 二次選考当日は東京都港区にある白金キャンパスで試験を受けました。英語はほぼ過去問と同じ形式でしたが、小論文は今までになかった、文章を読んで要約する問題が出題されたので、とても焦りました。昼食を挟んだ後、約15分間の面接を行いました。志望理由と将来どのような仕事をしたいかについてとても細かく聞かれました。志望理由書を納得いくまで準備していったことで上手く答えられたと思います。その他の質問事項は一般的に面接試験で問われるようなものでした。

 

3 その他後輩へのアドバイス・メッセージ

 私はAO試験を受けることを決めたのが遅かったので、対策を一つひとつ細かく立てることができませんでしたので、皆さんにはできるだけ早く志望校を決め、勉強や受験準備を始めることをお薦めします。特に面接練習は最低でも3人、できればもっと多くの先生にやってもらい、自分でも面接用のメモ帳に質問をたくさん書いて全てしっかり答えられるようにしておくと、実際の面接で掘り下げられた質問をされても対応できるようになると思います。進路を実現することは大変だと思いますが、頑張ってください。私も応援しています。

 

4 合格までの道のり

3年 7,8月 色々な大学を調べ、オープンキャンパスに参加する(5校くらい)

               受験勉強開始(特に英語)。部活動引退後、一般受験に備えて塾に通い始める

     9月  一般受験の勉強、模試受験。9月後半に明治学院大学のAO入試を受験することに決め

る。願書と志望理由書(1000字)提出、受験料20000

        10月  学園祭に行って、大学の先生や学生と受験のことについて相談(受験生イベント)

 10月25日  一次選考の書類選考の合格通知、二次試験出願、受験料15000

11月18日  二次選考(英語、小論文、面接)

11月30日  合格通知、入学手続き

  1月以降 大学指定の課題に取り組む

 

【5】 学習院大学 理学部 数学科 [公募推薦・現役]

1 入学試験に向けて準備したこと

 教員免許を取得できる大学を調べ、オープンキャンパスに参加しました。南稜高校の文化祭の後に志望校を決定しました。2次選考が面接と数学の学科試験だったので志望校を決めてからは数学に重きを置き問題演習を行いました。面接については担任と副担任の先生に指導していただきました。数学を勉強するにあたっては、すぐにわからない問題について質問ができる相手が必要不可欠だと感じました。高校から受け取る書類など、担任の先生にお願いする者は予想以上に時間がかかるので、可能な限り早く準備しておくと後が楽になります。

 

2 実際の入学試験について

 2次選考は目白キャンパスで受けました。理学部全学科を受験する者は同じ部屋に集合し、その後、学科ごとに別々の部屋に案内されました。学科試験の後、昼食を挟んで面接が行われました。学科試験は赤本の過去問の傾向通りの出題でした。面接は個人面接で、面接官は4人でした。事前情報無しの口頭試問がありました。学科試験では間違えた問題の解き直しと単純な数学の問題が出題されました。面接時間も15分弱程度で、とても短く感じました。自分の考えを正確に落ち着いて伝えることができ、そうできるように準備しておくことが最重要だと思います。

 

3 その他後輩へのアドバイス・メッセージ

 合格した後その大学に4年間通うことを考え、志望校を決めることが大切です。受験勉強期間中はとてもストレスが溜まります。何かしらのストレス発散方法を見つけておくと良いと思います。問題を解けるよう頭の良さも重要ですが、時、場所、場合を考えて行動できる頭の良さも重要です。大学という高校よりも広い社会に出るにあたって、後者の頭の良さが必要になってきます。時間を有効活用して受験を頑張ってください。

 

4 合格までの道のり

3年 7,8月 オープンキャンパスに参加

     9月 受験校決定、面接指導2回

    10月 公募推薦に向けて勉強

  11月初め 第一次選考出願、検定料15000

 11月16日 第一次選考合格発表

        第二次選考出願、検定料20000

 11月25日 試験当日(学科試験、面接)

 11月30日 第二次選考合格発表

    12月 入学手続き

  

【6】 成蹊大学 法学部 法律学科 [一般入試・現役]

1 入学試験に向けて準備したこと

 私は英語が特に苦手だったので、高校2年生の夏休みから少しずつ勉強を始めました。英語は単語がわからないと読めないので英単語を中心に進めました。文法も問題集を一冊買って勉強し、学校の授業、セミナーを活用しました。本格的に受験勉強を始めたのは3年生からで、日本史、英語、国語をバランスよく勉強していました。日本史は教科書中心でやり、英語は単語・文法・精読・長文に分けてそれぞれ問題集をやり、国語に関しては、現代文は過去問、古文・漢文は文法書と単語帳を使い、取り組んだ文章は音読していました。受験校決定には時間がかかってしまいました。滑り止めの学校をどこにするのかとても迷うので、早めから決めることをお薦めします。

 

2 実際の入学試験について

 センター試験は新座にある立教大学附属新座高校で受験しました。当日、会場に行くまでは緊張しましたが、自分の席に座ると緊張はほぐれて、模試を受けているような感覚で解け、本番のような感じはしませんでした。センター試験も私立大学の試験も一科目が終わった後の休憩が長いので、頭の切り替えができ、集中して取り組めました。周りにいる他の受験生の顔は見ないで、自分の世界に入ってしまった方が緊張せずにできると思いました。

 

3 その他後輩へのアドバイス・メッセージ

 受験勉強と言っても、初めは何をしたらいいのかわからないと思います。まず、とにかくやってみることです。やっていれば段々と慣れてきて、自分に合った良い勉強法を思いつくものです。やる前に色々考えるより、やっていってどんどん改善していく方が良いと思います。そして量をこなすことです。新しい問題集をどんどんやるのではなく、復習を定期的に行い、着実に身に着けながら様々な問題に触れることが大切です。

 

4 合格までの道のり

2年生 夏     第一志望決定・受験勉強開始

3年生9月     センター試験出願

   1月     私立大学出願

   2月上旬   受験本番

   2月下旬   合格発表

2月下旬~3月上旬 欠員待ち・合格決定

 

5 お薦めの参考書・問題集、勉強法など

 [ パラグラフリーディングストラテジー(英語長文)]

速読練習に使いました。通学中などの隙間時間を活用しました。平日は4時間以上、土日は10時間以上勉強することを基本にする。