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ソフトテニス部
関東大会埼玉県予選会 団体の部
HPご覧の皆様、日頃より本校テニス部の活動を
応援してくださりありがとうございます。
本日は先日の個人戦に続き団体戦の
結果報告の為HPを更新いたします。
1日目
埼玉県第8シードである南稜高校は
シード校の為2回戦からの試合開始でした。
VS浦和北高校
3-0で勝利し3回戦進出。
続く3回戦
VS豊岡
2-0で危なげなく勝利を決め、
県ベスト16入りが決まりました。
2日目
勝てば県ベスト8となる4回戦。
相手は9シードの本庄第一を破り
勝ち上がってきた松山女子。
ここで、本校はベスト4決めでの
埼玉平成戦も視野に入れ、
エース稲垣・中島以外のペアを
全て崩す奇策に出ます。
しかし、新2年生で作った
ダブル後衛が相手の枠外選手に敗れると、
悪い流れを断ち切れないままに、
3番に入った部長奥田と副部長新井の
ペアも、自分たちの調子を出し尽くす
ことができず、敗れ、1-2で敗退と
なりました。
試合後、ミーティングでは、
選手だけでなく、コーチの目にも涙が浮かび、
本当に悔しい敗戦となりました。
1つの事に熱中し、すべてをかけて取り組んできた
3年生たちだからこそ、自分たちの大きな目標が
ひとつ叶えられなかったこと。
今回の敗戦を重く受け止めていたのだと思います。
最後のミーティングでは、コーチからの
「勝たせてやれなくてごめんな」という言葉に、
多くの部員たちが涙を流していました。
1つの事柄に執着し、人前で涙を見せるほど悔しがれる。
そういった練習を重ねてきた部員たちを、私はとても
誇らしく思います。
自分たちの目指していたゴールとは
ほど遠い結果だったかもしれませんが、
その結果を目指す過程で身に着けた
根性や、誠実さは、負けても
失われることはありません。
インターハイ予選まで残りわずかですが、
どうか最後に笑って終われるように
もうひと頑張り、彼女たちには悔いが
残らないような努力を、やり切ってもらいたいです。
この日家に帰ると引退(卒業)した部長石田が、
団体戦の結果と部員たちの様子を気にかけて
連絡をくれました。
彼女もまた、南稜高校のソフトテニス部で、
3年間、嘘のない努力を続けた部員の
ひとりです。卒業してもなお、後輩を気にかけ、
連絡をくれるようなOGがいることも
南稜高校ソフトテニス部の大きな財産だと思います。
今大会も無観客開催となりましたが
遠方まで送迎に協力くださった保護者の皆様
本当にありがとうございました。
部員たちはそれぞれのペースで確かに
成長しています。今後とも変わらぬ
ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
ソフトテニス部 顧問 石塚 祐貴