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ソフトテニス部
ソフトテニス 埼玉県選手権 埼玉県大会
日頃より、南稜高校ソフトテニス部の活動を応援頂いている方々、ありがとうございます。
今回は先日、熊谷さくら運動公園で行われた埼玉県選手権、埼玉県予選について結果報告です。
結論から言うと、4ペア出場も、どのペアも2回戦を勝ち上がることはできませんでした。
しかし、この時期に4ペアの選手が埼玉県選手権という地区の抜け数が年間で最も小さい大会で、県大会に抜けられたことは選手たちにとってとても良い経験になったのだと思います。特に山根・三澤ペアは格上の平成高校、谷口根岸ペアに対し非常に良いゲーム内容で戦うことができていました。
トータルで見るとミスの数や、基礎的なプレーの精度などまだまだ、努力が必要な点も多くありますが、明日からまた、練習して、その差を埋められるよう頑張っていきたいと思います。また、3年生で進路が忙しい中、練習にも一切手を抜かず後輩のために最後までやり切ってくれた稲垣にはこの場を借りて感謝を伝えたいと思います。
地区予選から、全力で、誰より大きな声を出し、「この一級を絶対に自分のコートでツーバウンドさせないんだ!!」という気迫あふれるプレー。誰よりも真摯にテニスに取り組み、自分に厳しく他人に優しいはるの存在は、南稜高校テニス部員みんなの憧れです。今大会まで1ヶ月弱引退を伸ばしてくれたおかげで、後輩たちははるから本当に多くのことを学ぶことができました。顧問としてとても感謝しています。次はその持ち前の根性と高い集中力で進路実現に向かって頑張ってください。応援しています。
今大会予選通過選手の活躍の裏で、悔しい思いをした選手もいます。
2年生ペアの須貝・新妻ペアです。
地区予選では自分たちの力を出し切ることができずに、敗退し、県大会出場の目標を果たすことができませんでした。
しかし、県大会のこの日、選手たちの応援やスコアを積極的に行う一方、空いた時間にシード選手の試合を見学し、勉強する二人の姿がそこにはありました。
仲間の県大会が決まり焦る気持ちもあったでしょう、しかし、嫌な顔一つせず選手をサポートし、仲間のために働きながら、自分たちも次に備えるその姿勢はとても立派です。次にチャンスが回ってきた時、須貝や新妻のような選手たちに、きっと結果が残るのだと思います。
南稜高校ソフトテニス部員は、遠い会場にも朝早くからお弁当を作って送迎してくださる保護者への感謝を忘れずに、時間を無駄にせず、一生懸命テニスに打ち込んでいます。保護者の方々、三浦コーチ、OGの皆様に支えられて、成長していく彼女たちを今後とも、温かい目で見守っていただけたらと思います。
ソフトテニス部顧問 石塚